Charm 牧家の魅力
搾乳のこだわり
ミルキングパーラーについて
効率よく搾乳を行える上、牛に負担やストレスを与えずに搾乳できる、優秀な施設です。
基本は、まず牛の乳頭を1頭1頭丹念に拭くことで、これから搾乳することを伝え、牛たちにリラックスして搾乳に望んでもらいます。
自動搾乳システム/デラバルVMS
デラバルVMSは、独自の搾乳前準備機能装備(乳頭洗浄、前搾り)や文房別の乳量計を装備する事で、より質の高い「自動搾乳」を実現しています。また、自動搾乳のカギとなる飼育管理に必要なデータがわかりやすく表示されます。
(出展:デラバル株式会社)
原料乳の新鮮さと良さを最も重んじた加工
工場には毎朝自社牧場のほかに、JA伊達市管内の酪農家から生乳が入ってきます。
すべての生乳が、乳等命令などの公的基準と自社基準に合格した良質で新鮮なものです。
また、生産者が精魂込めてつくった良質な生乳を、衛生的な環境の下で必要最低限の加工を施し、安全な製品にして出荷します。
衛生的乳質を維持するために私たちが扱う処理は、成分の変性をできる限り抑えるために95℃15秒の高温短時間殺菌にとどめ、HACCP(衛生管理基準)に基づいた管理を行い製品化します。
原料から製品、生産~出荷までの
製品全体の品質を管理
私たちの品質管理は、3つの柱で構成されています。
まずは、生産から出荷までの原料・製品の検査業務。
安全で高品質な製品を提供するため、原料乳は乳等命令の6項目に加え、さらに独自の17項目を検査しています。
出来上がった製品も、法律で定められた基準に加え、食中毒菌や衛生基準に沿った検査を実施しているのです。
次に、原料入荷から製造までの工程に関わる、環境検査と作業改善のサポート。
会社として、生乳が通る全ての施設のチェックや、工程全体の衛生面での効率改善を、定期的に行っています。
最後に、従業員の衛生意識。
セミナーや講習を通じてスタッフの衛生意識を高め、工場内の環境検査や器具の拭き取り検査を実施しています。
全員の衛生意識向上が、安全で高品質な商品を生み出すために必要です。
地元を中心とした、全てのお客様のために・・・
地産地消(=新鮮な食材をいちばん近い地元の人たちに味わっていただく) 、身土不二(=その土地に長年培われた食べ物がそこで暮らす人間の体にとっていちばん優しい) 、といった言葉を耳にしたことはありませんか。
わたしたちの販売方針もまさにそう。まずは地元の人たちに愛される商品でありたい。
そして微力でも、地元の人たちの健康に役立ちたい、と考えています。
2000年8月から地元の小中学校へ、JA伊達管内酪農家の生乳限定で使用した学校給食牛乳の供給を開始しました。
現在では、近隣市町村約22校、3,230名の生徒さん(2021年4月現在)に、地元産の新鮮で安全安心な牛乳をお届けしています。
これは地元の酪農家さんとわたしたち乳業メーカーの喜びでもあり、誇りでもあります。
牧家の商品を支える牛たちの紹介
アングラー種
日本で飼育しているのは牧家だけ。
希少な品種の牛です。
ふるさとはドイツの最北端にあるアンゲルン地方。
1993年の秋から飼育を開始し、これまでの繁殖活動が認められ、「アングラー種」を守っているドイツの組織「RSH」の特別会員として、2008年11月に牧家が登録されました。
ホルスタイン種
白黒模様がお馴染みのホルスタイン。
ふるさとはオランダ北部からドイツ北西部で、牛の中では最も古い品種です。
生乳は濁りのない真っ白な色が特徴で、クセが少なく飲みやすいミルクを多く出すため、牛乳はもちろん、チーズやプリンにも加工されます。